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【真空管RCA 3C33について】2024年10月現在

執筆者の写真: r tr t



今回は、珍しい真空管「RCA 3C33」についてご紹介します。

この真空管は、その独特な形状と性能で、多くのオーディオファンやエンジニアに愛されています。


1. RCA 3C33の基本情報

RCA 3C33は、二重三極管(ダブルトライオード)で、主にパルス制御回路に使用されていました。特にレーダーのパルス制御用として軍事用途で活躍していたことが知られています1。そのため、耐久性と信頼性が非常に高い真空管です。


2. 特徴と性能

3C33の特徴は、そのユニークな外形にあります。GT型やST型とは異なり、送信管特有の形状を持っています。

また、内部には二つの三極管が入っており、カソードが共通でグリッドやプレートが別々になっています。

これにより、柔軟な回路設計が可能です。


プレート損失: 15W

増幅率(μ): 11

フィラメント電圧: 6.3V


3. アンプへの応用

RCA 3C33は、その高い性能からアンプ製作にも適しています。例えば、シングルアンプやプッシュプルアンプとして使用することができます。

特に、シングルアンプとして使用する場合、3C33の二つの三極管を個別に利用することで、非常にクリアで力強い音質を実現できます。



真空管買取専門店「真空管買取センター」では、RCA 3C33をはじめ、さまざまな真空管を高価買取しています。真空管のまとめて処分など様々なご相談に、ぜひ当店にご相談ください。

※真空管だけでなくオーディオ全般買取しております。


by 真空管買取センター/Electron tube purchase center

 
 
 

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