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【Western Electric 310Aについて 年代・仕様によっての違いや歴史、買取価格など】2024年4月現在

執筆者の写真: r tr t


310Aは、ウエスタン・エレクトリック(WE)が製造した増幅用シャープカットオフ五極管です。

この真空管は、1936年に初めて使用され、およそ70年前に誕生しました。

当初は電話交換機用として設計されたものですが、その優れた音質からオーディオ機器にも広く使用されるようになりました。

その特有の音色と高品質な再生能力により、真空管アンプの世界で高い評価を受けています。


[技術仕様]

ヒーター電圧: 10V

ヒーター電流: 0.32A

動作例(参考):

プレート電圧(Ep): 250V

グリッド2(sg)電圧: 135V

グリッド3(sup.g)電圧: 0V

グリッド1(cnt)電圧: -2.7V

プレート電流(Ip): 5.5mA

増幅度(μ): 1200

内部抵抗(Rp): 0.65MΩ


また、Western Electric 310Aは年代によって価値(中古での販売価格)が大幅に変動することが特徴です。

※これは最も人気のある真空管 Western Electric 300Bにもある特徴です。


年代により異なり、「ラージパンチ」「スモールパンチ」「メッシュ」と色々な仕様があります。


この特徴がさらにコレクターの興味を引き立て、Western Electricの数ある真空管の中でもTOP10に入る人気管の理由にもなっています。


[参考買取価格]

Western Electric 310A 2本セット 買取価格20,000~100,000円

※年式・仕様によって大幅に価格の変動がございます。

2024年4月現在


真空管買取専門店「真空管買取センター」では、Western Electric 310Aをはじめ、さまざまな真空管を高価買取しています。真空管のまとめて処分など様々なご相談に、ぜひ当店にご相談ください。



by 真空管買取センター/Electron tube purchase center


 
 
 

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